2007-12-05 第168回国会 衆議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第3号
その際、佐々江局長からは、拉致問題を含む諸懸案、それから不幸な過去の清算に関する日朝協議の現状についてヒル次官補に対して説明をいたしまして、ヒル次官補の方からは、日朝関係が進展するように引き続き米国としても北朝鮮側に働きかけていきたいという御発言があると同時に、今後日朝関係が進展していくことについての米国としての期待感の表明がございました。
その際、佐々江局長からは、拉致問題を含む諸懸案、それから不幸な過去の清算に関する日朝協議の現状についてヒル次官補に対して説明をいたしまして、ヒル次官補の方からは、日朝関係が進展するように引き続き米国としても北朝鮮側に働きかけていきたいという御発言があると同時に、今後日朝関係が進展していくことについての米国としての期待感の表明がございました。
そこで、外務省に伺いたいんですが、六カ国協議の首席代表の佐々江局長は、去る十一月二十八日、ヒル米国務次官補と会談を行いました。その際に、米朝、日朝の二国間協議について、バランスよく進めていくことが重要だとして、非核化と拉致問題、この取り組みを同時並行で進めるべきとの認識で一致したということであります。
○笠井委員 ヒル次官補は佐々江局長との会談の後で、核計画の完全申告について、完全ではなかったからといって北朝鮮側と非難合戦をするのは好ましくない、そこからさらに協議に取り組んでいくことになるんだというふうに述べている。
きょう佐々江局長においでをいただきたかったんですが、総理と一緒に訪米をしているということで、かないませんでした。
○山下芳生君 続けて佐々江局長に伺います。 核問題をめぐっては、この間、米国は積極的な対話路線を通じて北朝鮮との協議を前進させております。これに比べ日朝協議関係は率直に言って立ち遅れていると言わざるを得ない状況にあると思います。その主な要因はどこにあるのか。また、今後の日朝関係の進展に向けてどのような方針で臨もうとしているのか。
○政府参考人(伊原純一君) 今、佐々江局長の方から御説明しましたとおりの経緯でこの遺骨とされる骨片については持ち帰ってきたわけでございますけれども、その際、先方のめぐみさんの夫であったとされる方からのお話のとおり、帰国後、薮中局長は横田さんの御家族にこの日朝の実務者協議の結果を御報告し、その際にこの遺骨についても御相談をしたわけでございます。
佐々江局長、このことは多分御存じだったと思うんですけれども、これを見て、これはまあ薮中さんとは違うと、あるいはその他だと、どちらの方のお考えですか。
今も佐々江局長がアメリカに行っていろいろこの問題も含めて話をしているところですが、私たちとすれば、あくまで、今までアメリカが言ってきた核の問題を、非核化作業が進むことが大事だと、それと同時に日朝関係も考慮すると、こういうことを言っているわけでありますから、その言葉どおりちゃんとしてくださいねということは言い続けたいと。今、言い続けたいというよりも、言い続けております。
そういったことについて、ここでちょっと佐々江局長にお聞きしたいんですけれども、この前ヒルさんと実際直接会っているわけなんですが、その中で、例えば、八月初めにASEAN地域フォーラムの前に別途ライス国務長官が北朝鮮側と会うとか、あるいはライス国務長官が訪朝するとかブッシュ大統領の訪朝、こういったものというのは、話聞いていらっしゃいますか。
そこで、佐々江局長に改めて伺いますけれども、IAEAの代表団招請の動きをどう評価されているか、また、それを六者会合再開、日朝作業部会開催、拉致問題の進展に向けてどうつなげなければいけないというふうにお考えか、いかがでしょうか。
○笠井委員 最後に、佐々江局長に一言伺っておきます。 去る二月二十一日の当委員会で、私が、日朝平壌宣言に基づいて、拉致、過去の清算を含む二国間の懸案の解決と国交正常化への努力と、六者会合における朝鮮半島非核化のための課題を結びつけていくことの重要性について質問したのに対して、塩崎官房長官は、日本の問題と全体の問題との有機的結合の中で全体を解決していくと述べました。
関係各国が今どういう話をしているかということは、きょうは佐々江局長も来ておりますので、また事務方からちょっと報告をさせていただきます。
佐々江局長、ちょっとお願いします。
佐々江局長。
○国務大臣(麻生太郎君) 今、佐々江局長の方から説明がありましたとおり、具体的な成果が得られなかった、進展が得られなかったということに関しては遺憾ということに関しては基本的な態度であります。
○岩屋副大臣 足らざる点は、交渉の当事者として出ていった佐々江局長から補足があれば言っていただきたいと思いますが、先ほど大臣からも答弁をさせていただきましたように、原則として他の作業部会における作業に影響を及ぼさないということは、進められる話は下話も含めて進んでいただいていいが、五つの作業部会で得られた諸計画の実施は相互に調整されなければならない。
○塩崎国務大臣 今、佐々江局長が言ったとおり、拉致問題の解決なくして国交正常化なしと言っているわけですから、国交正常化の話し合いの入り口がこの拉致問題の解決ということで、その担当者が出てこないようなことはあり得ないというふうに思っております。
佐々江局長初め代表団の皆様、そして両大臣に心から敬意を表したいと存じます。 そこで、質問でございますが、ただいま官房長官、外務大臣ともに御発言がございました、いわゆる日朝関係における懸案事項に拉致問題が含まれることは言うまでもない、そういう表現でございますが、佐々江局長は我が党の部会等でも、拉致問題は最重要懸案事項であるというふうにおっしゃってもおります。
そういうことでいうと、合意で、はい、終わり、だから早過ぎたという結論では必ずしもないと思うんですけれども、これからぜひ、私は日本が一番厳格審査で臨んでいると思いますので、その点、拉致問題を一つのてこにしながら、日本側はきちっと、この査察だって、さっき佐々江局長は申告というふうにおっしゃった。申告だって結局自己申告でしょう。
しかし、交渉の中では、佐々江局長に、しっかりこういうことについても、君、やれよというふうにきちっと指示をしていただかなければいけないと思います。 この今の高濃縮ウランあるいはプルトニウムについて、現実にどこにどれだけというのはだれもわからないわけです、だれもわからない。アメリカですらある程度のことしか推測、これが精いっぱいです。
きょうは、佐々江局長にもお見えいただきまして、本当に交渉、御苦労さまでございました。 今回の合意につきましては、いろいろな見方が当然あるのは、先ほど伊藤先生の方からもお話がありました。日本は、拉致にこだわり過ぎて孤立化するんじゃないか、そういう俗論もあります。また、逆に言うと、逆の方からは、北朝鮮と取引をそもそもするなんというのはばかげた話だ、こういう話も出てきております。
○原口委員 そこで少し気になるのは、佐々江局長は、拉致、核、ミサイル、この問題についてしっかり提起を基調講演でやっておりますが、一方、千英宇韓国首席代表は、六カ国協議の本会議では核廃棄のための初期措置とこれに対する対応措置だけを議論し、それ以外の問題は当分提起すべきではないということを基調講演でおっしゃったというふうに聞いております。
したがって、ちょっと時間がかかっているということもございますが、日本としては、中国との間においても、先般は佐々江局長が行って向こうの武大偉さんとも協議をしてきましたが、累次の協議の場を通じて緊密に連携をとっている。 中身については、まだ決まっていない事柄については申し上げるのは控えさせていただきたいと思います。
そういう場所において、もちろん佐々江局長が実務者として一生懸命やっていらっしゃるのはわかります、有能な方だと思います。ただ、政治レベルでやはり制裁のまず足並みをそろえる。それは六カ国協議を始める前にできれば一番いいわけですから、そういうことについてきちっと日本の首脳として発言をする、これは必要だと私は思いますが、外務副大臣としてどうお考えになるか、お答えいただきたいと思います。
〔理事三浦一水君退席、会長着席〕 それから、二点目なんですけれども、日米関係は、今、佐々江局長の方からも、そんなに柔なものじゃありませんよと、戦後六十年相当深い関係になっているということをおっしゃったんですが、日本の政治家の中から、北朝鮮が核を持ったことに伴って日本も核武装について論議をすべきじゃないかという提案が出されました。
それで、六者協議の首席代表である佐々江局長には、例えば今の枠内では、この前の六者協議への北朝鮮の復帰の条件として分科会のような形でバイをやるということはあり得るんじゃないかと、米朝でですね、というようなことはあったのかもしれませんが、仮に二者協議ということが現実的なものになった場合に、核をめぐる議論で、今まで、中ロ韓がどちらかというと対話で、日米が圧力だというような色分けがされていただろうというふうに
私の方からまず佐々江局長の方に質問をさせていただきますが、朝鮮半島の非核化という目標でございますが、これは当然のごとく中国、韓国の連携というものが、まあ協力してもらうということが非常に重要なわけでございます。六か国協議も来月には開催されるというような報道もされております。
○麻生国務大臣 今、小野寺先生と佐々江局長との間の答弁の差の内容というのは、昭和三十四年にスタートした帰還事業によりまして北朝鮮に帰還をいたしました在日朝鮮人、御存じかと思いますが、戦争が終わるまでは全部日本のパスポートを皆持っていたわけですから、その中で、向こうに戻りたい人、こっちに残りたい人、いろいろ希望をとって、その上で三十八度線で北と南に分けたという経緯がありますので、そういった意味では在日朝鮮人
○岡田直樹君 今朝の部会で佐々江局長はこの問題について、日中首脳会談は日本側から頭を下げてお願いをするという筋合いのものではない、こういうふうにかなりお役人としてははっきりした口調でおっしゃいました。大臣も同じようなお考えだと思いますし、私もそのことを支持したいと思いますが、この点について重ねて大臣のお考えを伺います。
○岡田直樹君 麻生大臣のキャラクターでこの会談が、対話が再開されたことをまず歓迎をしたいと思うんですけれども、今朝の自民党の外交部会でも佐々江局長が、中国側に変化が見えたと、こういうふうに言われて、その後で議員の方から、本当に変化をしたのか、首脳会談はまだじゃないかと、こういうふうに質問をされて佐々江局長は、変化の兆しぐらいだと、こういうふうに言い直す場面もありました。
そして、私どもは、これ北朝鮮に対しましては、十一日の午後、いわゆる、今日が十二日か、今日十三日、おととい、十二日の午後の日朝協議の際に佐々江局長の方から向こうの、十一日の午後に金桂冠外務副大臣、先方の外務副大臣に対して検査結果を伝達しておりますんで、少なくとも北朝鮮の対応は、誠意あるもの、こういったことは事実なんだから誠意ある旨を求めて、改めて強く要求をいたしております。
○国務大臣(麻生太郎君) 十一日の午後の日朝協議の際におきましては、少なくとも佐々江局長の方から向こうに申し込んだことに対しましては、前回とは違って、えらく丁寧にメモを取り、少なくとも本国へ報告しますという反応を示しておりますのは、前回のときみたいにもうはなから受け付けないみたいな感じとは全く違っておったと存じます。
○麻生国務大臣 今、梅田参事官の方から答弁を申し上げましたように、これまで、もう既に、武大偉外交副部長に対して佐々江局長の方から前回も申し入れをいたしております。 今、御存じのように、日朝間の貿易はこのところ、約四年間で半分ぐらいになっていると思うんですね。それで、中国からの支援が二・五倍ぐらいにふえているかな、一・五倍か二・五倍ぐらいにふえているんだと思います。
十二月二十七日、佐々江局長が抗議をされています。どういう形式でやられましたか、相手方はだれですか。
○長島(昭)委員 それでは、佐々江局長、この二回の抗議の後、あの週刊誌報道が出るまでの間、外務省は中国政府に調査結果を示させるためにどのような努力を行いましたか。